2022.8.14
安産祈願のお金にまつわるマナー!初穂料の相場と渡し方
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大切な赤ちゃんが元気に生まれてきてくれるように、願いを込めて行われる行事である「安産祈願」。
しかしいざお願いしようとしても「いくらくらいかかるの?」「お金はどこにどうやって渡せばいいの?」と悩んでしまうのではないでしょうか。
今回は、安産祈願について、特にお金にまつわる基本知識について解説していきます。
安産祈願とは?
安産祈願とは、その名の通り赤ちゃんが安全に産まれてきてくれるように、願いを込めて行われるお祈りのことです。
神社に足を運んで、母子ともに無事に出産を迎えるようご祈祷を行ってもらいます。
一般的に安産祈願は、安定期に入る妊娠5カ月頃の、戌の日に行うものとされています。
「戌の日」とは、六曜などと同様に暦に割り振られている日のことです。
戌のほかにも、一日ずつ干支が割り振られているのですが、特に戌はたくさんの子どもを産むことが特徴です。
また、お産が軽いとされていることもあり、安産の象徴となっています。
そのため戌の日にご祈祷をすることが安産につながるとされているのです。
安産祈願にはかかる費用の相場はどのくらい?
安産祈願のご祈祷は、無料で受けられるわけではありません。
基本的には、「初穂料」と呼ばれるご祈祷料を用意し、当日神社に入ってすぐの受付でお渡しします。
初穂料はご祈祷に対して神様や仏様にお供えするお礼のお金のことであり、かつては豊作のお礼として稲穂をお供えしていたことに由来します。
初穂料の具体的な金額は、神社によっても違います。
神社の受付やホームページに明記されている場合もありますが、「お気持ちで構いません」と伝えられることもあります。
不安な場合には、予約の際に問い合わせておくとよいでしょう。
初穂料の相場は、だいたい5,000円から1万円ほどが目安となるでしょう。
料金が提示されなかったときには、相場である5,000~1万円を目安に包むことをおすすめします。
絶対に新札でなければならないというわけではないものの、できるだけきれいなお札を用意してください。
ちなみに、初穂料を払う人については特に決まりがありません。
両親や祖父母などの中から、支払う人を決めておきましょう。
事前に決めていないと当日になって「私が払います」「僕が払います」ともめることもあるかもしれませんので、事前に決定しておくとよいでしょう。
あらかじめ、両家の祖父母も含めて確認しておくとスムーズになります。
安産祈願の初穂料の渡し方
初穂料は、前述の通り神様・仏様へお供えするものですから、丁寧に扱いましょう。
のし袋や、どうしても用意できなければ白い封筒に入れて用意しておきましょう。
安産祈願のときには、水引は紅白で蝶結びのものを選んでください。
水引にはさまざまな種類がありますが、出産のように「何度あってもうれしいお祝い」には蝶結びの水引が最適です。
のし袋の表書きは、水引の上の部分に「初穂料」を書きます。
下の部分には、両親のフルネームを連名で書くか、名字のみを書いてください。
のし袋の中に中袋とがあるタイプは、中袋の表の中心部分に「金〇〇円」というように包んだ金額を書きます。
裏面には、左下に住所と名前を書いてください。
このとき、薄墨ではなくしっかり濃い墨の毛筆や筆ペンを使います。
初穂料にまつわる色んな疑問
初穂料を用意するにあたって、準備が間に合わないこともあるでしょう。
例えば、初穂料ぴったりの金額を持っておらず、お釣りが必要になってしまうこともあるでしょう。
「神社でお釣りをもらうことはできるの?」と不安を覚えるかもしれませんが、基本的にはお釣りを受け取ること自体は可能です。
受付で「ぴったりの金額がないのですが……」と申し出てみましょう。
とは言え、やはり神様へのお供えであることからできれば事前に準備しておきたいものです。
マナー違反と考えられることもあるため、前日までにぴったりの金額を用意しておくことをおすすめします。
また、提示された金額よりも多く、お気持ちで納めたいということもあるでしょう。
こうした行為も、マナー違反にはあたりません。
ただし、お気持ちで納めた金額について、神社側が金額を間違えているととらえることもあります。
そのためで多めに納めるときには、のし袋に金額をしっかり書いておきましょう。
まとめ
神社で行われる安産祈願には、神社へ納めるお金か必要となります。
具体的な金額は神社によって違い、ときには「お気持ちで」と言われることもあるため、事前にきちんと確認しておくことをおすすめします。
また、安産祈願で親族が集まったときには、思い出を形に残すためにも記念写真を撮影しましょう。
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