2022.9.27
臨月にやってはいけないことがある?危険につながりかねないNG行動
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いよいよ出産が間近に迫ってきた臨月、ママも家族もそわそわと落ち着かない日々を過ごすのではないでしょうか。
「落ち着かないからなにかしたい!」という気持ちになってしまうこともあると思いますが、臨月には「やってはいけないこと」もたくさんあります。
身体への影響を抑えるためにも、臨月の妊婦さんがやってはいけないことをあらかじめチェックしておきましょう。
目次
臨月とは?
臨月とは、出産が間近に迫った妊娠後期のこと。
一般的には妊娠10か月、妊娠36週0日から39週6日までのことを指しています。
臨月になると、お腹の赤ちゃんはいつ生まれてもおかしくない状態となります。
お腹がだいぶ張ってきて、一目で「妊婦さん」とわかる時期です。
その分、これまでに感じなかった腰痛などの身体の変化も感じやすくなってくるでしょう。
赤ちゃんは生まれる準備をするため、徐々に骨盤内に降りてくることから、臨月ではママの膀胱が圧迫されやすくなります。
結果として、これまでよりも尿意を感じやすくなる人が多いようです。
しかし苦しいばかりではありません。
臨月では赤ちゃんが降りてくるので、それまで胃やその周辺に圧迫感を覚えていた人はいくらか楽になるでしょう。
胃の負担が減ればその分、食欲が増す人もいますよ。
かえって調子がよく感じられる場合もあるかもしれませんが、だからといって母体に負担を与えることはNGです。
やってはいけないことについて理解を深め、日々の生活の中で意識しましょう。
臨月にやってはいけないこと1:激しい運動
臨月にやってはいけないことのひとつとして、激しい運動が挙げられます。
激しい運動は、身体への影響が少なからずある行為。
臨月では、ただでさえお腹が苦しい状態ですから、さらに負担をかけるようなことはしないように注意したいものです。
負担を与えてお腹が張ってくると、陣痛の誘発につながってしまうこともあります。
もちろん、身体を動かすことそのものが絶対にいけないというわけではありません。
ウォーキングやヨガといった、比較的簡単な運動であれば、多少であれば行っても構いませんよ。
しかし、筋トレやランニングのように激しい運動、息が上がるような運動を続けるのはNGです。
運動をするときには短い時間で、軽く行うことを意識してください。
臨月にやってはいけないこと2:腰やお腹への負担になる行動
運動がおすすめできない理由とつながってきますが、そのほかにも日常の中で腰やお腹への負担になる動きは避けましょう。
ただでさえ臨月には、大きくなったお腹を支えるために自然と反り腰になってしまいます。
何気ない動作でも腰痛につながりやすいため、十分な注意が必要です。
特に、屈んだ状態から身体を起こす、重いものを持ち上げるなどの動作は注意してください。
コルセットで対策するという手もありますが、中には臨月に使用するのは不向きなものもあるためコルセット選びにも十分気をつけたいものです。
不安があれば、医師へコルセットの使用について相談するのもおすすめですよ。
臨月にやってはいけないこと3:暴飲暴食
臨月になると胃が圧迫されにくくなり、以前に比べてお腹が空く、もっと食べたいと思うようになることもあるでしょう。
しかし臨月の暴飲暴食は、過度の体重増加につながってしまいます。
前述のような理由もあって臨月は運動がしにくく、カロリー消費量が減るので、食べた分だけママや赤ちゃんの身体が大きくなることにつながります。
赤ちゃんが大きくなりすぎたときには、帝王切開での分晩になる可能性がありますので注意してください。
臨月にやってはいけないこと4:熱すぎるお湯での入浴
入浴そのものは臨月にも問題ありませんが、温度には注意しましょう。
あまりにも高温のお湯に浸かることで、入浴中に血管が広がりやすくなります。
すると、お風呂を出るときに脳貧血や立ちくらみを起こしやすくなり、転ぶ、お腹をぶつける危険性も増してしまいます。
お腹の中の赤ちゃんにとって危ない状態にもなりかねませんので、お風呂に入るときも短い時間で40℃以下のお湯にさっと浸かるように心がけましょう。
まとめ
臨月になると、いよいよ出産も間近となるため体調に変化を感じはじめる人も多くなるでしょう。
「なにか身体を動かしたい!」と思っても、過度な運動やそのほかお腹や腰に負担をかける動きはなるべく避けてください。
入浴などの習慣についても見直しながら、お腹の赤ちゃんに負担にならないよう日々を健やかに過ごしたいものですね。
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